こんにちは、さとぽんです!
保育園と幼稚園、どちらに通わせるべきか迷っている親御さんは多いのではないでしょうか?
今、うちの長男も保育園に通わせていて4月から年少さんだけど、幼稚園に通わせた方がいいのかな?
うーん…たしかに悩むね。一度それぞれの特徴を確認してみよう!
預かり時間や教育内容など様々な違いがあり、両親の仕事の状況や子どもの特性からもどちらにするべきかは、慎重に検討したいところです
今回は、保育園と幼稚園の特徴を詳しく解説し、最適な選択をするための選び方も解説していきます!
保育園と幼稚園の5つの違い
保育園と幼稚園には明確な違いがあり、以下の5つのポイントが挙げられます
①預かり時間の違い
幼稚園は、基本的に14時ぐらいまでの4時間程度が保育時間ですが、預かり保育を利用することで18時ぐらいまで延長することが可能です
ただし、14時以降になると在園するお友達が減りがちです
一方で保育園は、7時30分から18時頃までの8時間程度が保育時間で、保護者の就労をサポートしてもらえます
②料金の違い
幼稚園と保育園の3歳児以降の基本利用料は2019年10月以降、無償化されています
しかし、幼稚園の預かり保育には追加料金が発生する場合があり、月額1.13万円の上限を超えた分が自己負担となります
特に、夏休み期間などは通常幼稚園は休みのため、預かり保育を利用する場合には利用料が高額になりがちです
一方、保育園では標準時間内であれば追加料金なしで預かってもらうことができます
③保育の内容の違い
違いを見ていく上で、成り立ちや管理方法に関わるそもそも国の管轄や法律が異なります
幼稚園➡︎文部科学省(学校教育法)
保育園➡︎こども家庭庁(児童福祉法)
つまり、幼稚園では教育に重点を、保育園は育てることに重点を置いています
幼稚園では、専門講師による体操や英語、楽器の指導などの学びの機会が豊富で、預かり保育の時間帯には習い事も行います
対して保育園では、教育的な活動は幼稚園ほど多くないですが、のびのびとした環境が用意されており、0歳~2歳児もいるので下の年代の子との交流も生まれます
出典:幼稚園(ようちえん)について教えて!|文部科学省 出典:保育所ってどんなところ?|厚生労働省
④行事の違い
幼稚園は運動会や発表会、授業参観などのイベントが多いのが特徴で、保護者が子どもの成長を実感する機会が豊富にあります
一方で保育園は、共働き家庭を前提としているため、保護者が参加する行事は少ない傾向にあります
⑤保護者の負担の違い
保育園は行事や保護者会が少なく、親の負担が少ないのが特徴です
これに対して幼稚園は、行事の準備や打ち合わせなど保護者が関与する機会が多いため、時間的な負担を感じる場合があります
それぞれのメリットとデメリット
それぞれの特徴が分かったところで、次にメリットとデメリットを見ていきましょう!
保育園のメリット・デメリット
- お友達や先生も持ち上がりで顔見知り
- 夏休み期間やお盆休みでも預けられる
- トイレトレーニングなどの育児サポートあり
保育園は、0歳から預けることができるので、持ち上がりの子も多く、先生も知っている先生が見てくれるというメリットがあります
また、共働き家庭にとっては、夏休みなどなく、年中無休に近い形で利用できる利便性が大きな魅力です
また、トイレトレーニングなど、育児の一部をサポートしてもらえるのも大きなメリットです
- 荷物の準備が煩雑
- 行事が少なく、保護者参加イベントが少ない
特に月曜日や金曜日は荷物が多くなりがちで、保護者にとって負担が大きくなります
また、行事が少なく、保護者が一緒にイベントに参加して子どもの成長を見る機会が少ないのもデメリットと感じるかもしれません
幼稚園のメリット・デメリット
- 教育内容が充実している
- 保護者が参加できる行事が多い
文字の読み書きや英語、体操など、子どもの成長を促すカリキュラムが豊富です
また、行事や授業参観が多いため、保護者が子どもの成長を直接見る機会が多いのも魅力です
- 時間的な拘束がある
- 夏休み期間や残業が多い時期は料金が高くなりやすい
幼稚園には保護者会や行事の準備が必要であり、これが時間的な負担となる場合があります
また、預かり保育や長期休み中の料金が割高になる傾向があるため、費用面での計画が必要です
どちらがいいか迷った時の選び方
ここからは、ご自身の家庭ではどちらに通わせるべきかを考えていきます!
保育園と幼稚園のどちらに通わせるか選ぶ時は、次の3つのポイントで判断しましょう
ポイント①両親の仕事の状況
共働きの家庭では、柔軟な預かり時間が魅力の保育園が適しているでしょう
一方で、片方の親が主婦の場合や時短勤務やパートで働いている場合には、幼稚園も選択肢に入ります
ただし、幼稚園は保護者会や行事準備の時間的負担を考慮する必要があります
ポイント②教育方針
教育を重視したい家庭には、幼稚園が適しています
特に文字の読み書きや英語、体操などをしっかりと教育させたい場合には、幼稚園のカリキュラムが役立ちます
一方で子どもにのびのびと過ごしながら社会性を育てたい場合には、保育園が適していると言えます
ポイント③施設の環境
最近では幼稚園と保育園の違いが曖昧になりつつありますが、こどもの特性と預け先の環境がマッチしているかがとても重要です
おおまかに、保育ベースか教育ベースかの違いで施設の雰囲気が大きく異なります
筆者も複数の施設を見学しましたが、施設の理念や特徴、在籍する先生の雰囲気も大きな違いを感じました
実際に見学を行くことが重要で、先生の雰囲気や子どもたちの様子を確認することで、子どもに合った環境を見つけることができますよ
まとめ
保育園と幼稚園の違いを理解し、家庭の状況や子どもの特性に合った選択をすることが大切です
両者の特徴を比較検討することで、預け先に対する不安が解消され、子どもの成長を安心して見守れる環境を整えることができます
結局我が家は、妹も同じ保育園にいるから4月以降も保育園に通わせることにしたよ!
なにより本人がのびのびと過ごしていているし、楽しく過ごせることが大切だね!
選ぶ時のポイントをよく確認して、お子様に合った施設を検討してみましょう!