家計・節約術

その節約術は間違っている!? NGな節約術とオススメする節約術を解説!

FPオススメの節約術
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こんにちは、さとぽんです!

子供の洋服や習い事、遊びに食費、子育てにはお金がかかることが多いですね

ところで皆様、普段から節約を意識していることはありますでしょうか?

  • こまめに電気を消す!
  • ガソリンは安いところで給油する!
  • スーパーでの買い出しは特売品を求めて何店舗か回ってます!

これらの節約は、さとぽんの母が実際に実践していました

しかし、はっきり言いますと、さとぽん母が実践していた節約は「NGな節約術」です!

今回は「良い節約」とはなにか? また、節約効果の高いオススメの節約術を解説していきます!

良い節約とNGな節約の違い

良い節約の判断ポイント

まずは、正しい節約とNGな節約は何が異なるのかを考えていきます

判断ポイントは、「労力に見合った節約効果があるか?」という点です

さとぽんの母が実践していた節約術をみながら説明します

1つ目「こまめに電気を消す」の何が悪いか?

照明器具は消費電力の大きい家電だったので、こまめに消すことが節約につながるという認識が広まっていました

しかし今の照明は、LEDが主流となっており、電球に比べて消費電力は8分の1程度とされています

8畳用のLEDシーリングライトの場合、消費電力は1時間当たり27W程度です

このシーリングライトを1日10時間転倒した場合の1ヶ月の電気代を計算すると、

27(W)÷ 1,000 × 31円(1kWhあたりの電力量単価)

  ×10時間(1日の点灯時間)×30日(1ヶ月) = 約251円

こまめに電気を消し、点灯時間を半分にできたとしても節約効果は毎月130円程度の節約にしかならないということです!

皆様も電気がつけっぱなしで、夫婦喧嘩になったことはございませんでしょうか?(さとぽんはあります)

もちろん、日中誰もいない寝室の照明を点灯したままであれば無駄であることは間違いありません

しかし、ダイニングや洗面所などは出入りが多い場所はどうでしょうか?

「こまめに電気を消すこと」をルールとしてしまうと夫婦でお互いに神経質になってしまいます

こまめに消すストレス、夫婦喧嘩の火種になりかねないことを考えると、この月130円の節約は「手間」に見合った節約効果が得られていますでしょうか?

2つ目「ガソリンは安いスタンドで給油する」の何が悪いか?

ガソリン代が高騰する昨今、ガソリン単価が安いところで給油するという意識を持つことは大切です

しかし、「ガソリン代が安いこと」以外にも目を向けるべきことがあるのです

さとぽん母の実例を見ていきましょう

「この前、駅前のガソリンスタンドで、いつものスタンドよりもリッター3円安いところを見つけたから給油をしてきたの、得しちゃった!」

さてさて、この実例でなにか違和感を感じましたでしょうか?

実は、いつものガソリンスタンドまでは距離として2kmで着くところ、駅前のスタンドは7kmの距離があり、往復で10kmの距離の差があるのです

仮に、いつものガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンが170円/L、駅前のガソリンスタンドでは、167円/Lだったとしましょう

近所のスタンド:170円×25L=4250円のガソリン代

駅前のスタンド:167円×25L=4175円のガソリン代+84円(距離の差10kmを加味)合計4259円

節約しているつもりが、逆に目的のガソリンスタンドまで向かうことで消費しているガソリン代の方が高くなっていたのです

もちろん、何かの用事で駅前のガソリンスタンドの近くを通る際に給油するなど、ケースバイケースであることは承知しています

このケースの本質は、「ガソリン代の値段」だけではお得かどうか判断できないということです

3つ目「特売品を求めて複数のスーパーを回る」の何が悪いのか?

さとぽん母は、特売品のチラシを見て、1日に3つのスーパーで目当ての品を買ってくることがありました

皆様も具体例3つ目となると、「これはあまりいい節約術ではないな?」と感じてくるのではないでしょうか?

どのポイントがどういう理由で、この節約術は良くない!と他人に説明できるまで理解できるといいですね!

2つ目の事例と異なり、仮にこの複数のスーパーが、車で行く距離ではなく「自転車」でそれぞれ10分程度で着く距離にあったとしましょう

たしかに、安いものを買えるし、移動のガソリン代もかからないです

一見、お得なように思えますが、「費やした時間」を考えてみましょう

1つのスーパーで必要な品を揃えると1時間で済むところ、3つのスーパーを回ることで、3時間費やしていたのです!

時間に余裕があったり、複数のスーパーを回ることが楽しいと感じる方には合う節約術かもしれません

ただ、1つのスーパーで済ませることで浮いた2時間を家事・育児・パートタイム勤務時間を増やすことで、より有意義に使えるかもしれません

子育て世代の皆様には「時間がどれだけ貴重か」ということは日々痛感されているのではないでしょうか?

NG節約術とオススメ節約術を解説!

NGな節約かの判断ポイントを分かっていただけたと思うので、実際のいろんな節約術が良いのか悪いのかを分類し解説していきます!

NG節約術

NG節約術は、次の要素をどこかで持っています

  • 「継続した手間がかかる」
  • 「節約効果が少ない」
  • 「時間を多くかけなくてはならない」
  • 「我慢が必要で、ストレスに感じてしまう」
  • 「健康を害する可能性がある」

具体例は挙げると次のようなものになります

・電気をこまめに消す

・スーパーのチラシをチェックし安いものを買いに行く

・ポイ活(広告や動画などをクリックするタイプ)

・ファッションや外食を我慢し抑えすぎる

・生鮮食品や栄養価の高い食品ではなく安い食品だけを買う

・古い家電を買い替えずに壊れるまで使う

この中でファッションや外食は我慢はした方がいいんじゃない?と思った方もいらっしゃるかもしれません

少し「浪費」の要素を持っていたとしても、今を楽しむためや忙しい生活を楽にするためには必要なこともあります!(もちろん行き過ぎた浪費はNGです)

また、「時間」や「健康」などお金に換えられない大事なものを犠牲にすることは絶対にオススメできません!

オススメの節約術

良い節約術というのは、労力以上の節約効果を持つものです

特に家計の中では、「固定費」に関する節約が大きな節約効果を発揮します!

一見、見直しが大きな手間がかかりそうなものもありますが、実際にはそこまで手間がかからなかったり、手間以上の節約効果を実感できるものばかりです!

見直すべき「固定費」は次のとおりです

初級者向け(手間がかからない)

・通信費の見直し(格安SIM)

・保険の見直し

・光熱費の見直し

上級者向け(初回の手間や知識が必要)

・住居費を抑える(賃貸を安く借りる・住宅ローンを抑える)

・節税(所得控除の活用・ふるさと納税)

家計を見直したい場合、初級者向けの節約から始めるといいでしょう

すぐに、「この手間だけで、こんなに安くなるの!?」という実感が持っていただけると思います!

手始めにやるべき節約術の記事はこちら

まとめ

良い節約の判断ポイントを、さとぽん母の事例を紹介させていただき説明させていただきました

それぞれ一般的に挙げられるような節約術について、良い節約かどうかをさとぽんなりに判断させていただきました

NGな節約術を今やってしまっている方はほどほどにしていただき、オススメする良い節約術を実践してみましょう!

また、節約は我慢してやるものではありません!

逆にストレスになってしまったり、健康を害してしまっては治療費などで元も子もなくなります

節約は、一度見直すだけで日々の生活に使えるお金が増えて「楽しく」「生活が楽になる」ことが重要だと思います!

オススメの節約術は、今後個別で記事解説していきますのでお楽しみに!